男性不妊にも鍼灸は効果的!?!?(温灸器の使い方紹介)

こんにちは、萬育堂薬房の志倉です。

 

皆さん、ご存知の通り当店では「不妊症」の方に “ 妊娠三穴 ” への温灸をおススメしております。

妊娠三穴とは東洋医学的ツボで『おヘソの中央にある神闕(しんけつ)、神闕の少し下にある関元(かんげん)、左右の鼠径部にある気衝(きしょう)、』です。

 

神闕: 任脈。おヘソの中央部分。

関元 : 任脈。おヘソの中央にある神闕(しんけつ)から真下に3寸(約9cm)の部分。子宮のある位置。

気衝 : 足の陽明胃経。股の少し上に触れることができる骨(恥骨)より左右に2寸(約6cm)の部分。大体動脈拍動部周辺。

 

 

 

なんと、鍼灸の最新の研究で「気衝」は男性不妊に対しても有効であるという発表がありました。

 

 

※男性不妊の詳しい原因や改善ポイントについては、下記の過去記事を参照してください。

男性不妊  基本編

まさか!こんなことが男性不妊の原因に?

 

2017年の現状としては、我が国の成人男性の10人に1人が以上を指摘され、そのうちの8割は原因不明です。

精子の質や運動率を向上させる根本的な治療方法は確率されておらず、多くの方は人工授精や精巣内採精などの高度生殖補助医療を行います。

しかしながら、高度生殖補助医療は保険の適応が難しく経済的負担が大きい問題があります。

器質的な疾患(精巣静脈瘤による精管狭窄、ホルモン値の異常など)を除く、原因不明の8割に対して新たな治療方法の確立が望まれています。

鍼灸による治療で改善が可能であるならば、安価でかつ安全性が高いものであり、「邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)」は自宅で出来るセルフケアとしては理想的です。

 

 

◎何故、気衝に鍼灸刺激を行うと良いのか?

 

①陰嚢の感覚・動きの鈍化を解消

気衝には「腸骨鼠経神経」が通っており、男性:陰嚢,女性:陰唇 に分布しています。

腸骨鼠経神経は身体の中で走行する際に「腹斜筋」を貫通するのですが、同時に神経絞扼のリスクも高くなります。

男性にとって陰嚢の『感覚 ⇄ 運動』は非常に重要な部分です。

陰嚢の中には睾丸(精巣)があり、そこで作られる精子は過度な熱刺激や圧迫に弱いです。もし、腸骨鼠経神経の働きが鈍化してしまうと陰嚢の調節は難しくなってしまい、精子の質も低下してしまいます。

 

②血流を改善して精巣へ栄養のある血を送る

気衝には「大腿動脈」という太い血管が走行しています。厳密にいうと「総腸骨動脈」の終わりから「大腿動脈」の開始場所となります。一本の太い血管ですので決まった部位はありません。

総腸骨動脈は、精巣に向かう血管を枝で伸ばしています(男性:精管動脈,女性:子宮動脈)。

温熱刺激を与えることで血管の拡張を促し、栄養のある血液を送ってあげることが、精子の質の改善に繋がります。

 

③鍼と温灸どちらが良いの?

答えとしては、どちらも良いになります。

①のような神経興奮を促すのであれば、深部に機械的な刺激を与えることが目的となります。

細く深い場所に位置している神経に対してのアプローチは、鍼が最良であると言えるでしょう。

②のような血管の拡張を促すのであれば、温熱刺激が良いです。

※特に「邵氏温灸器」は、温熱刺激をゾーンで与えることができ、艾に配合されている松瘤エキス・シナモンによって遠赤外線効果(深部まで熱が伝わる)を発揮します。

 

 

余談にはなりますが、男性不妊の場合は仙骨部(次髎・中髎)への鍼灸刺激が非常に有効的であると考えられます。

理由は上記と同じく、精巣を支配する神経の興奮と血流改善になります。

さらに加えて、仙骨深部には「陰部神経」という男性器の支配に重要な神経が走行しています。

神経を興奮させることで、ED(勃起障害)への治療方法としても活用されています。

男性へおススメする妊娠三穴は「神闕気衝仙骨」と言えるのではないでしょうか。

 

 

子宝にお悩みのカップルの方、原因は女性だけではなく男性にもありますよ!!

男性の妊娠三穴へ鍼や温灸をしてみて効果を実感されてみてはいかがでしょうか?

詳しくは、店舗スタッフまでご連絡ください。

 

※遠方のお客様による、電話やメールの相談も大歓迎です!!

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萬育堂薬房
鍼灸師  志倉 敬章
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