何故、癌で人は亡くなってしまうのか?

こんにちは、萬育堂薬房の志倉です。

 

 

昨日、肺腺がんで闘病中だった人気音楽グループ「ET―KING」の いときん(山田 祥正)氏が38歳という若さでこの世を去ってしまいました。

http://news.livedoor.com/article/detail/14238201/

(Livedoor news:ET-KINGのリーダー、いときんさんが38歳で死去 17年8月に肺腺がん公表)

 

 

ET―KINGは関西弁を駆使したメッセージ性の強い音楽を展開しており、年齢層を問わず人気があり私も大好きでしたので非常に残念です。

 

何故、人は癌でこんなにも亡くなってしまうのでしょうか?

 

今回は癌のメカニズムをご紹介して、正しい知識を得たうえで ご自身や大切な方々が “ もし “ 発症してしまった場合にどのように対応をしていくのか?を少しでも考えていただけたら良いなと思います。

 

 

◎そもそも癌とは一体、何?

癌は医学的な用語で「増殖性疾患」という分類に属しています。

生物は生命活動を維持するために「代謝」を行います。古い細胞を修復・排除して新しい細胞に置き換えます。

皆さんが肌にケガをした時に傷口が塞がっていくかと思いますが、傷口が盛り上がるほど新しい皮膚は生まれません。それはDNA(遺伝子情報)によって過剰な細胞が作られないように制御されているからです。

癌とは、何らかの原因によって細胞が異常に増殖するようになってしまいDNAでは制御できなくなってしまった状態を指します。

 

 

◎癌は発症したからといって、すぐには亡くならない!?

皆さんの癌に対するイメージは「完治しにくい」「すぐに亡くなってしまう」といったものが多いかと思います。

正解は50%といったところです。

そもそも癌の発生そのものによって人が亡くなることはありません。しかしながら、 “ どこの場所 ” に発症したかによって大きく生命活動に作用されます。

 

上で挙げたように癌とは細胞の異常増殖になりますので、たとえば骨や筋肉にできる『骨肉腫』では直接的に亡くなることはありません。

しかしながら、人の生命活動に必須な「中枢神経系」、「循環器系」、「消化器系」に発症してしまうと生命活動の維持ができなくなってしまい、すぐに亡くなってしまうケースが非常に多いです。

特に代替できない中枢神経系は特にリスクが上がります。

癌はどこの場所にできたのかが重要になります。

 

 

◎癌が完治しにくいのは何故?

原因は大きく2つ挙げられます。

「癌組織を完全に取り去ることができないケースがある」ことと「循環器系を経て転移してしまう可能性」があることです。

癌には2つのタイプがあります。

1つは 瘤のような他の組織との境界が明瞭なタイプ と グジュグジュに浸潤してしまい他の組織との境界が不明瞭なタイプ です。

上の図のように境界明瞭型は悪い部分を取り去ることで完治しやすいですが、浸潤型は奥に入り込んでしまっていることから部分ではなく全摘出する場合があります。もし脳など代替できない部分であれば摘出は不可能です。

また部分摘出が可能であったとしても、浸潤組織のリスクを考えて大きめに摘出する場合がほとんどです。そうなると患者さんの負担も非常に大きくなってしまいます。

境界明瞭型であっても油断は禁物です。

癌細胞は血管やリンパ管もしくは癌細胞そのものの付着により「転移」してしまう可能性があります。

境界明瞭型の裏では既に他の臓器への進行があったり、何らかの原因で細胞の付着(播種性転移)して転移することも考えられます。

 

◎結局どのように予防すれば良いのか?なってしまった後の治療方法は?

皆さん、バットの素振りやペンの持ちすぎによってできるタコをイメージしてください。

癌とは何かで挙げた通り、何らかの原因によって細胞が異常に増殖するようになってしまうのですが、その多くの原因は過剰な刺激です。

癌にならないように過剰な喫煙や飲酒は禁止しましょう!とよく耳にすることが多いと思いますが、タバコを吸うことによる気管支や肺の過剰な刺激、飲酒をすることによる消化管や肝臓への過剰な刺激が大きな要因と考えられています。

乳がんであれば、乳房の下にある乳腺葉(ぶどうの房みたいな組織)は中にある管が非常に狭く、物質が通るたびに刺激されるので他の部分よりも発症率が高いのです。

よって少しでもリスクを低下させるためには、身体に過剰な刺激を与える趣味・嗜好品を止めることと定期健診は欠かせません。

 

それでも発症してしまった場合には、根治を目指した観血的な施術薬物療法が基本ではないかと私は思います。

テレビなどの著名人が稀に、癌治療を目指した鍼灸などを取り上げられますが、私 鍼灸師個人としては何を持って鍼灸を受診しているのかが大事な部分になるのではないか?と思います。

鍼治療による癌性疼痛の緩和 や 灸治療による免疫力向上 には期待があると考えますが、基本的な根治は非常に困難であると思います。

鍼やお灸だけではDNAに関与することはできず、最先端といわれている西洋医学においても切除や投薬による対処方法が主流です。

 

以上の点から私が考える癌治療は、西洋医学による対処療法を実施し、そのうえでQOL(生活の質)を高める観点(痛みの緩和や免疫力向上を目的に)から東洋医学を併用していただくのが理想ではないでしょうか。

 

 

皆さん、いかがでしょうか?

非常に重たい話となってしまいましたが、これは誰にでも起こりうる問題です。

明日にでも自分がなってしまった時に、混乱せず最良な選択ができるように備えておく必要があります。

 

 

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